日本鶏の歴史

 

著者 小穴 彪 (オアナ ヒョウ)

明治19年1月 長野県に生れる

大正13年10月 

 埼玉県大宮郊外に小穴家禽研究所を開設し、実用鶏の改良繁殖と日本鶏の研究に没頭、その間日本鶏保存運動を起こす。

昭和12年4月 

 日本鶏保存会の結成なる。 

昭和16年

 「日本鶏の性能、成立に関する実験遺伝学的研究に着手。

 

日本鶏の歴史奥付

 昭和18年7月15日

 初版発行(1000部)

 

 現存日本鶏の体型、尾羽の発達型を比較研究して、各品種間の関係を明瞭にして日本鶏成立の経路に関して確論を得た。

 また、本書は日本鶏の渡来並びに成立に関することを古事記、日本書紀に始まり、中国古典、本草学書、江戸期の博物誌、各禽譜等の古文献より日本鶏の来歴及び歴史について記述したものである

 

 昭和29年7月 没 68歳